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XLPack for Matplotlib Experimental Version 0.1
リファレンスマニュアル
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XLPack for Matplotlib (以下 XLPack MPL と略記します) は Excel VBA より Python の Matplotlib を呼び出すことができるようにするためのライブラリプログラムです.
Matplotlib の主要な Python クラスおよびメソッドを VBA のクラスおよびメソッドにマッピングして VBA プログラムだけで Matplotlib を使用できるようにしたものです.
本プログラムは, 数値計算ライブラリ XLPack と組み合わせて, Excel で計算から結果の表示までを行うための可視化機能部分として試験的に開発中のものです.
今のところ一部のクラスとメソッドしか実装されていません. 現時点では次のクラスが実装されています.
PyObject <-+- Figure
+- Axs
+- Axs3d
+- Animation <- ArtistAnimation
Pyplot
Python
PyObject は Figure などの親クラスになっています.
クラス Axs と Axs3d は Matplotlib では Axes と Axes3D に相当します.
クラス Python は共通の設定などを行うメソッドのためのものです.
元の Matplotlib では Figure, Axs, Axs3d, Animation 以外のオブジェクトを返すことがあります (例えば, Line2D など) が, そのオブジェクトを陽に使う必要がなければ, 親クラスの PyObject を返すようにしています. 将来必要になれば PyObject の派生クラスとして新しいものが追加されるかもしれません.
Pyplot と Python は静的クラスにしたいのですが, VBA の仕様上できません. そのため, インスタンスを 1 つ作ってからメソッドを呼び出す必要があります.
多くのメソッドの引数にある KwArgs はオプションのキーワードパラメータです. その解釈は Python 処理系ではなく本プログラムが行います. そのため, 完全にサポートされてはいなくて, 値として使用できるのは次のものに限られます.
Matplotlib には非常に多くのキーワードパラメータがあり, 全て確認できているわけではないので, 動作しないものがあるかもしれません.
使用例は, 下記サイトの Python の例題を VBA に翻訳することにより作成されています.
Matplotlib: https://matplotlib.org/
なお, 共通に使用される宣言は使用例では省略されているものがあります. これらは主に Numpy の関数をシミュレートするもので, 実際のコードは 例題集の共通宣言 を参照してください.