◆ chfev()

3次エルミート関数値

目的: 本ルーチンはエルミート形式の3次関数値を計算する. すなわち, 区間[x1, x2]において関数値f1, f2および微分値 d1, d2によって定められる3次多項式の点xe[j] (j = 1〜ne)における関数値を求める.

本ルーチンはpchfeの下請けルーチンとして設計されているが, グラフを描くなど区間があらかじめわかっているアプリケーションにおいて, 区分3次エルミート関数を直接計算する際に使うことができる.

引数

[in]	x1	3次曲線を定義する区間の端点. (x1 != x2)
[in]	x2	3次曲線を定義する区間の端点. (x1 != x2)
[in]	f1	x1における関数値.
[in]	f2	x2における関数値.
[in]	d1	x1における微分値.
[in]	d2	x2における微分値.
[in]	ne	関数値を計算する点の数. (ne >= 1)
[in]	xe[]	配列 xe[lxe] (lxe >= ne) 関数値を計算する点の値. xe[]の点のどれかが区間[x1, x2]外にあればnext[]に警告エラーを返す.
[out]	fe[]	配列 fe[lfe] (lfe >= ne) xe[]の各点において計算されたx1, x2, f1, f2, d1, d2で定義される3次関数の値.
[out]	next[]	配列 next[lnext] (lnext >= 2) 外挿点の数. next[0] = 区間外(左)の評価点数 next[1] = 区間外(右)の評価点数
[out]	info	= 0: 正常終了 = -2: 入力パラメータ x2 の誤り (x2 = x1) = -7: 入力パラメータ ne の誤り (ne < 1)