XLPack ソルバー 数値積分 (有限区間)
数値積分を行います.
f(x) = 1/(1 + x^2)
の積分を求める例を示します.
変数セル(この場合B6)にはプログラムがxの値を書き込みます. 関数値セル(この場合B7)にはxよりf(x)を求める数式を入力しておきます. この場合, =1/(1+B6^2) とします.
積分区間および出力セル範囲 (この場合D7:F13)には積分範囲[a, b]の値aおよびb(入力)および積分の計算値(出力)のためのセル範囲を指定します. 各行の1および2列目にaおよびbを入力し「計算開始」をクリックすると, ∫ f(x) dx [a,b] を求め各行の3列目に出力します. 指定した範囲内であってもaまたはbが空白の行に出会うと計算を終了します.
使用するプログラムは, 有限区間の場合Qag, QagsおよびDefintから選ぶことができます. また, 特殊な関数用としてQawc, QawsおよびQawoを選ぶことができます.
計算精度の標準値は 1.0e-8 です. Qag, Qags, Qawc, QawsまたはQawoのEpsAbsおよびEpsRelにこれを設定します. DefintではEpsに設定します.
Qawc, QawsまたはQawoの場合にはさらに1または2個のパラメータを設定する必要があります.
それぞれのセル範囲は必要な範囲よりも大きく指定することができ, その場合には左上から必要なだけの大きさの範囲を使います.
「保存/読込」についてはこちらを参照ください.
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