XLPack 7.0
XLPack 数値計算ライブラリ (Excel ワークシート関数) リファレンスマニュアル
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一致する文字列を見つけられません

◆ WZggev()

Function WZggev ( JobVl As  String,
JobVr As  String,
N As  Long,
A As  Variant,
B As  Variant 
)

一般化固有値問題 (複素行列) (Excel複素数形式)

目的
WZggevはN×N複素行列のペア(A, B)の一般化固有値, および, 必要により左および/または右一般化固有ベクトルを求める.

行列のペア(A, B)の一般化固有値は, A - λB が特異となるようなスカラーλあるいは比α/β=λである. β = 0 あるいは両方共0の場合に適当な解釈ができるため, これは通常ペア(α, β)で表される.

(A, B)の一般化固有値λ(j)に対応する右一般化固有ベクトルv(j)は次式を満たす.
A * v(j) = λ(j) * B * v(j)
(A, B)の一般化固有値λ(j)に対応する左一般化固有ベクトルu(j)は次式を満たす.
u(j)^H * A = λ(j) * u(j)^H * B
ここで, u(j)^Hはu(j)の共役転置である.

セル中で複素数を表現するためにExcelの複素数形式(例, 2.5+1i)を使用する. 複素数値はComplexワークシート関数を使って入力することができる.
戻り値
N+1×2 (JobVl = "N", JobVr = "N" の場合)
列1列2
行1〜NAlpha(j) (j = 1〜N)Beta(j) (j = 1〜N). 一般化固有値は (Alpha(j)/Beta(j) で表される.
行N+1リターンコード0
N+1×N+2 (JobVl = "V", JobVr = "N" の場合)
列1列2列3〜N+2
行1〜NAlpha(j) (j = 1〜N)Beta(j) (j = 1〜N). 一般化固有値は (Alpha(j)/Beta(j) で表される.左固有ベクトル (最大要素が |実数部|+|虚数部| = 1 となるように正規化される)
行N+1リターンコード00
N+1×N+2 (JobVl = "N", JobVr = "V" の場合)
列1列2列3〜N+2
行1〜NAlpha(j) (j = 1〜N)Beta(j) (j = 1〜N). 一般化固有値は (Alpha(j)/Beta(j) で表される.右固有ベクトル (最大要素が |実数部|+|虚数部| = 1 となるように正規化される)
行N+1リターンコード00
N+1×2N+2 (JobVl = "V", JobVr = "V" の場合)
列1列2列3〜N+2列N+3〜2N+2
行1〜NAlpha(j) (j = 1〜N)Beta(j) (j = 1〜N). 一般化固有値は (Alpha(j)/Beta(j) で表される.左固有ベクトル (最大要素が |実数部|+|虚数部| = 1 となるように正規化される)右固有ベクトル (最大要素が |実数部|+|虚数部| = 1 となるように正規化される)
行N+1リターンコード000

リターンコード.
= 0: 正常終了.
= i (0 < i <= N): 1〜i番目の固有値の計算が収束しなかった. 固有ベクトルは計算されない.
= N + 1, N + 2: その他のエラーにより収束しなかった.
引数
[in]JobVl= "N": Aの左固有ベクトルを求めない.
= "V": Aの左固有ベクトルを求める.
[in]JobVr= "N": Aの右固有ベクトルを求めない.
= "V": Aの右固有ベクトルを求める.
[in]N行列AおよびBの行および列数. (N >= 1)
[in]A(N×N) N×N 複素行列 A.
[in]B(N×N) N×N 複素行列 B.
出典
LAPACK
使用例
行列のペア(A, B)の一般化固有値および左および右一般化固有ベクトルを求める. ただし,
( 0.2-0.11i -0.93-0.32i 0.81+0.37i )
A = ( -0.8-0.92i -0.29+0.86i 0.64+0.51i )
( 0.71+0.59i -0.15+0.19i 0.2+0.94i )
( 0.57-0.91i -0.28-0.45i 0.25+0.91i )
B = ( 0.83-0.46i 0.63-0.19i -0.69+0.09i )
( 0.24-1.33i -0.56-0.67i 0.9+1.25i )
とする.

WZggev